木酢液や海藻を含む混合飼料「地養素」で育成される青森県の銘柄豚
青森地養豚(あおもりじようとん)は、青森県十和田市の「有限会社みのる養豚」などの指定農場において、専用の混合飼料「地養素(じようそ)」を与えて育てられる銘柄豚です。最大の特性はこの地養素を用いた独自の飼料設計にあります。地養素とは、ナラの樹液から抽出した木酢液(もくさくえき)を中心に、天然のゼオライト(沸石)、海藻、ヨモギなどを独自の配合でブレンドした特製飼料です。これを豚に与えることで腸内環境が整い、健康的に育つ仕組みが構築されています。この特殊な飼料の働きにより、豚肉の肉質には科学的な変化が生じます。木酢液の効果によって豚肉特有の獣臭さやアクが大幅に抑えられるとともに、海藻やヨモギに含まれるアミノ酸やミネラル成分が豚肉の旨味を引き出し、豊かな甘みと深いコクが生み出されます。また、肉の保水性が高く保たれるためドリップ(肉汁の流出)が少なく、調理後もしっとりとした食感が維持される実用的な利点を持っています。さらに一般的な豚肉に比べてコレステロール値が低い傾向にあるなど、品質と成分のバランスに優れた豚肉として、青森県内を中心とするスーパーマーケットや飲食店などで安定して流通しています。
基本情報
- 名称
青森地養豚 - 産地
青森県十和田市 - 生産者(運営)
有限会社みのる養豚 - 豚肉の特徴
特有の獣臭さやアクが少なく、保水性が高いためドリップが出にくい。甘みとコクが強い - 飼料の特徴
木酢液、ゼオライト、海藻、ヨモギをブレンドした専用混合飼料「地養素」を給与 - 品種・交配
WLD三元交配豚(大ヨークシャー種×ランドレース種×デュロック種) - 代表的な料理
しゃぶしゃぶ、とんかつ、生姜焼き、餃子(地元での加工品利用など) - 流通量
青森県内のスーパーマーケットや生協、飲食店などを中心に安定して流通 - 認証・取り組み
地養素給与による腸内環境の改善と、低コレステロールで臭みの少ない肉質改善の実施 - 関連URL
有限会社みのる養豚 公式サイト - 出典
銘柄豚肉ガイドブック2026 p.28
公式サイト/HPA会員農場ページ
全国地養鳥協会・地養豚関連資料、みのる養豚公式情報
最終更新日
2026年3月9日
