ビタミンE強化飼料とSPF基準で生産される東京食肉市場指定第1号銘柄
岩中ポーク(いわちゅうポーク・岩中豚)は、岩手県北上市の「株式会社ケイアイファーム」などの指定農場において、徹底した衛生管理のもとで一貫生産される銘柄豚です。最大の歴史的特性として、東京食肉市場銘柄豚協会の「銘柄指定第1号」に認定された実績を持ち、首都圏の食肉市場において長年にわたり高い評価を獲得しています。生産環境には、特定の病原体を持たないSPF(特定病原体不在)豚の認定農場としての厳しい基準が採用されており、豚の健康状態を維持するための厳格な防疫体制が敷かれています。飼料設計にも明確な特徴があり、大麦などの麦類をベースに、杜仲葉(とちゅうよう)や腸内環境を整えるイソマルトオリゴ糖、さらにビタミンEを添加した専用の配合飼料が用いられています。このビタミンEが強化された飼料の働きにより、豚肉中のビタミンE含有量が一般的な豚肉の約3.2倍に達することが科学的なデータとして確認されています。この成分特性により、冷蔵保存中のドリップ(肉汁)の流出や肉の退色が効果的に抑制され、鮮度の保持力が高いことが実用的な利点です。純白で適度な締まりのある脂肪を持ち、とんかつ用の食材などとして首都圏を中心に広く安定して流通しています。
基本情報
- 名称
岩中ポーク - 産地
岩手県北上市 - 生産者(運営)
株式会社ケイアイファーム - 豚肉の特徴
ビタミンEが通常の約3.2倍含まれ、保水性が高くドリップや退色が少ない - 飼料の特徴
麦類をベースに、杜仲葉、イソマルトオリゴ糖、ビタミンEを配合した専用飼料を給与 - 品種・交配
WLD三元交配豚(大ヨークシャー種×ランドレース種×デュロック種)のSPF豚 - 代表的な料理
とんかつ、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ポークソテー - 流通量
東京食肉市場を経由し、首都圏の飲食店や量販店などを中心に年間を通じて安定流通 - 認証・取り組み
SPF豚認定農場における厳格な防疫管理および、食肉市場における品質基準の維持 - 関連URL
株式会社ケイアイファーム 公式サイト - 出典
銘柄豚肉ガイドブック2026 p.32
公式サイト/HPA会員農場ページ
株式会社ケイアイファーム 企業情報、東京食肉市場銘柄豚協会 関連資料、食肉卸売業者取扱データ
最終更新日
2026年3月10日
