津軽産りんごや米の液状飼料で育てられる四元豚ブランド
つがる豚は、青森県つがる市の「株式会社 木村牧場」が生産から出荷までを一貫して手がけている銘柄豚です。一般的な三元豚とは異なり、4系統の品種の長所を掛け合わせた「ハイポー種(四元豚)」を採用している点が生物学的な特徴です。飼料には、津軽産りんごの搾りかすや津軽産米をはじめとする20種類以上の食品残渣を液状に加工して与える「リキッドフィーディングシステム」が導入されています。この独自の飼料設計は、食品ロスの削減に貢献するだけでなく、豚肉の栄養成分にも影響を与えます。具体的には、一般的な豚肉に比べてビタミンB1や、オレイン酸が多く含まれる傾向にあります。そのため、肉質は赤身が柔らかく保たれ、脂肪には特有の香りと甘みが蓄積されるという特性を持っています。生産農場ではJGAPや農場HACCPの認証を取得して徹底した衛生管理を行うとともに、豚のふん尿をりんごなどと混ぜて発酵させた堆肥を地元農家へ還元する資源循環型農業を実践しています。国内での消費にとどまらず、アジアやヨーロッパなど世界10カ国以上で商標登録を取得し、海外へも輸出・流通している国際的な展開を持つブランド豚です。
基本情報
- 名称
つがる豚 - 産地
青森県つがる市 - 生産者(運営)
株式会社 木村牧場 - 豚肉の特徴
ビタミンB1やオレイン酸を多く含み、赤身が柔らかく脂に甘みがある - 飼料の特徴
津軽産りんごの搾りかすや津軽産米などを活用した液状飼料(リキッドフィード)を給与 - 品種・交配
ハイポー種(4系統を掛け合わせた四元交雑豚) - 代表的な料理
しゃぶしゃぶ、ポークソテー、とんかつ、ローストポーク - 流通量
年間約3万5千頭を生産し、青森県内外のスーパー・飲食店および海外へ広く出荷流通 - 認証・取り組み
JGAP・農場HACCP取得。食品ロス削減および堆肥還元による資源循環型農業の推進 - 関連URL
株式会社 木村牧場(つがる豚 公式サイト)
株式会社 木村牧場(つがる豚とは) - 出典
銘柄豚肉ガイドブック2026 p.29
公式サイト/HPA会員農場ページ
株式会社 木村牧場 公式資料、農林水産省 米活用畜産物等ブランド化推進事業関連資料
最終更新日
2026年3月8日
