極上の柔らかさと深いコク。三陸が育む銘柄豚
南部福来豚(なんぶふくぶた)は、岩手県九戸郡野田村にある「株式会社のだファーム」が生産を手がける銘柄豚です。特定の病原体を持たないSPF豚の認定農場として高度な衛生管理体制を敷いており、全農が開発した系統豚である「全農ハイコープSPF豚」を採用している点が生物学的な特徴です。飼料設計においては、天然ミネラルが豊富な海藻粉末をはじめ、ゴマ、ビタミンE、クエン酸を配合した独自の指定飼料を給与し、さらに国産の飼料米を約15%配合することで地域資源の活用を図っています。この徹底した防疫体制により豚のストレスが軽減され、全国平均よりも短い日数で出荷基準に達するため、肉の筋繊維が硬くならず非常に柔らかく仕上がるという実用的な利点を持ちます。また、特製飼料の働きによって赤身に重厚なコクが引き出され、後味がさっぱりとした甘みのある脂身が形成されます。地元野田村で伝統的な直煮製法で作られる天然塩「のだ塩」と組み合わせた加工品(のだ塩煮など)としても地域に根付いており、岩手県内の量販店やふるさと納税などを通じて安定して流通しています。
基本情報
- 名称
南部福来豚 - 産地
岩手県九戸郡野田村 - 生産者(運営)
株式会社のだファーム - 豚肉の特徴
出荷日数が短いため肉質が極めて柔らかく、赤身の重厚なコクと脂身のさっぱりとした甘みを持つ - 飼料の特徴
海藻粉末、ゴマ、ビタミンE、クエン酸、および飼料米(約15%)を配合した専用飼料を給与 - 品種・交配
WLD三元交配豚(全農ハイコープSPF豚) - 代表的な料理
しゃぶしゃぶ、トンテキ、焼肉、のだ塩煮(地元加工品) - 流通量
岩手県内の量販店や野田村内の直売所、ふるさと納税などを通じて安定して流通 - 認証・取り組み
日本SPF豚協会認定の高度な防疫体制、および飼料米活用による地域資源の循環 - 関連URL
野田村観光協会(南部福来豚 紹介ページ)
岩手県野田村公式ウェブサイト(南部福来豚) - 出典
銘柄豚肉ガイドブック2026 p.35
公式サイト/HPA会員農場ページ
株式会社のだファーム 企業関連資料、日本SPF豚協会 認定農場データ、野田村観光協会 公式情報
最終更新日
2026年3月13日
