しもふりレッド(シモフリレッド)

和牛のような美しい霜降りと極上の柔らかさ。宮城が誇る幻の赤豚

しもふりレッドは、宮城県畜産試験場が8年の歳月をかけて開発したデュロック種の系統豚(純粋豚)です。一般的な三元交配豚とは異なり、純粋な赤毛のデュロック種のみを掛け合わせて生産される点が生物学的な特徴です。最大の強みは肉質にあり、一般的な豚肉のサシ(脂肪交雑)が約3%であるのに対し、5%以上という和牛のような美しい霜降りを持つことです。この豊富なサシと、オリーブオイルの主成分でもあるオレイン酸を多く含む脂身により、とろけるように柔らかく、しつこさのない上品な甘みを生み出します。また、保水力が高いため、高温で調理しても肉汁を逃さずジューシーな食感が保たれるのが実用的な利点です。デリケートな性質から飼育が非常に難しく、熟練の技術を持つ県内の限られた指定農家でのみ育てられるため、宮城県産豚肉全体の1%弱しか流通しない希少な銘柄です。「伊達の純粋赤豚」という名称で流通するものもあり、それらは出荷前に全頭のロース肉をしゃぶしゃぶにしてスタッフが直接風味を確かめる「検食」を行うなど、徹底した品質管理のもとで提供されています。

  • 名称
    しもふりレッド
  • 産地
    宮城県
  • 生産者(運営)
    宮城県内の指定農家(有限会社伊豆沼農産、加藤農場 など)
  • 豚肉の特徴
    通常の豚を大きく上回る5%以上のサシ(霜降り)が入り、オレイン酸が豊富で極めて柔らかい
  • 飼料の特徴
    指定農家ごとの特別飼料(非遺伝子組み換え穀物や飼料用米などを給与)
  • 品種・交配
    純粋種(デュロック種の系統豚)
  • 代表的な料理
    しゃぶしゃぶ、厚切りステーキ、とんかつ、直火焼き
  • 流通量
    飼育が非常に難しく、県産豚肉の1%弱しか生産されない極めて希少な銘柄
  • 認証・取り組み
    純粋血統の維持管理、および一部ブランドにおける全頭の食味検査(検食)の実施
  • 関連URL
    宮城県公式ウェブサイト(しもふりレッドについて)
  • 出典
    銘柄豚肉ガイドブック2026 p.39
    公式サイト/HPA会員農場ページ  
    宮城県 畜産関連資料、有限会社伊豆沼農産 公式情報、食材王国みやぎ(宮城旬鮮探訪)

最終更新日
2026年3月15日

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