深谷産さつまいもで育つ、甘みとコクが溶け合う埼玉のブランド豚
埼玉県深谷市で生まれた「埼玉県産いもぶた」は、地元産のさつまいもを飼料に取り入れたユニークなブランド豚です。深谷市といえば、ねぎの産地として全国に知られていますが、同じ大地でとれるさつまいもを豚の飼料として活用する取り組みが、際立った肉質を生み出しています。
飼料には深谷市産の飼料用さつまいもと配合飼料を組み合わせて使用しています。さつまいもは糖分やデンプンを豊富に含む植物性の原料で、これを与えることで豚肉の脂肪融点が下がり、口に入れた瞬間にじんわりとほどける上品な脂の甘みが生まれます。また、うまみ成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸が増加するため、噛むほどに深みのある風味が広がります。
品種は大ヨークシャー系の母豚とランドレース系の父豚から生まれた雌豚に、赤身のコクとしっかりした肉付きで知られるデュロック系の種雄豚をかけ合わせた三元交配豚です。きめ細かく柔らかな肉質、そしてまろやかな脂のバランスは、とんかつや生姜焼き、しゃぶしゃぶなどさまざまな料理で発揮されます。
出荷は180日齢、約115kgを目安に、衛生水準の高い本庄食肉センターにてと畜されます。管理主体の有限会社いもぶたは2019年に農場HACCPを取得しており、安全な飼育環境と品質管理が徹底されています。また、ブランドとしての商標は2008年に登録され、同年に銘柄規約も設定されるなど、歴史のある地元ブランドです。
年間約5,000頭が出荷されるいもぶたを、ぜひ一度食卓でお試しください。
基本情報
- 名称
埼玉県産いもぶた - 産地
埼玉県 深谷市 - 生産者(運営)
有限会社いもぶた(深谷市上手計字上野1283-1) - 豚肉の特徴
さつまいも給与による脂肪融点の低下で口どけがよく、うまみ成分(グルタミン酸・アスパラギン酸)が豊富。甘みとコクが調和した深みのある風味と、きめ細かく柔らかな赤身が特徴 - 飼料の特徴
深谷市産の飼料用さつまいもと配合飼料を使用。植物性原料主体の飼料設計で、豚肉本来のうまみと脂の甘みを引き出す - 品種・交配
(大ヨークシャー♀×ランドレース♂)×デュロック♂ の三元交配豚 - 代表的な料理
とんかつ、生姜焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉 - 流通量
年間出荷頭数:約5,000頭 - 認証・取り組み
農場HACCP認証取得(2019年6月28日)
商標登録(2008年4月25日)
銘柄規約設定(2008年) - 関連URL
いもぶた 公式サイト(e-niku-smile.com) - 出典
銘柄豚肉ガイドブック2026 p.88
霧島おいも豚の里 公式サイト(さつまいも飼料の肉質効果)
日本養豚協会資料(三元交配豚の品種特性)
最終更新日
2026年4月15日
