武州さし豚(ブシュウサシトン)

サシが格段に多く、口の中でとろける甘みが自慢の埼玉生まれのブランド豚

埼玉県鴻巣市の有限会社相原畜産が手がける「武州さし豚」は、その名のとおり豚肉にしてはめずらしいほど豊かなサシ(霜降り)が入るブランド豚です。一般的な豚肉と比べてサシが格段に多く、赤身と脂身が美しく調和した断面はまるで上質な牛肉を思わせます。口に含むと脂がほどけるようにとろけ、甘みとやわらかさが同時に広がります。さっぱりとした後味は豚肉特有のくどさとは無縁で、思わずもう一口と箸が進んでしまいます。

この豊かなサシを生み出す秘密のひとつが、専用の配合飼料「ビッグマーブル肉豚用M」です。サシが入りやすいよう設計されたこの飼料を給与することで、脂肪交雑のきめ細かさが引き出されます。また、武州さし豚には一般の豚肉よりも不飽和脂肪酸、なかでもオレイン酸が豊富に含まれています。オレイン酸は悪玉コレステロールを下げるとされ、脂の甘さと食べやすさを底支えする成分です。脂がおいしい豚肉だからこそ、とろけるような食感と後引く風味が実現しています。

品種はランドレース×大ヨークシャーの母豚にデュロック種の雄を掛け合わせた三元交配。デュロック種はサシが入りやすい品種として知られ、豊かな脂肪交雑と保水性の高い肉質をもたらします。出荷日齢180日、体重約115kgとじっくり成熟させてから出荷。年間2,000頭が販売指定店を通じて流通しており、商標は2007年に登録されたブランドです。

しゃぶしゃぶや焼肉など、脂の旨みを堪能できる料理に特に向いています。

  • 名称
    武州さし豚
  • 産地
    埼玉県 鴻巣市
  • 生産者(運営)
    有限会社相原畜産(代表:相原 保夫)
  • 豚肉の特徴
    一般の豚肉と比べてサシ(脂肪交雑)が格段に多く、口の中でとろける甘みとさっぱりした後味が特徴。不飽和脂肪酸・オレイン酸の含有量が豊富で、脂の旨みと食べやすさを両立している
  • 飼料の特徴
    武州さし豚専用の配合飼料「ビッグマーブル肉豚用M」を給与。サシが入りやすいよう設計された専用飼料が豊かな霜降りを生み出す
  • 品種・交配
    (ランドレース♀×大ヨークシャー♂)×デュロック♂ 三元交配
  • 代表的な料理
    しゃぶしゃぶ、すき焼き、焼肉、とんかつ
  • 流通量
    年間出荷頭数:約2,000頭。販売指定店制度あり
  • 認証・取り組み
    商標登録:2007年3月9日
    農場HACCP:なし
    輸出意欲:有
  • 関連URL
    埼玉県公式:お取り寄せができる豚肉の紹介
    一般社団法人 埼玉県畜産会
    株式会社小林畜産(取扱業者)
  • 出典
    銘柄豚肉ガイドブック2026 p.92
    国産豚肉農場トレーサビリティシステム「豚トレ」(日本養豚協会)
    デュロック種関連情報(各種養豚専門サイト)

最終更新日
2026年4月18日

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