妻有ポーク(ツマリポーク)

越後妻有の清らかな大地が育む、口どけとろける新潟のブランド豚

新潟県の南部、越後妻有と呼ばれる十日町地域で育まれる「妻有ポーク」は、肉質の柔らかさと脂の甘みが際立つ新潟を代表するブランド豚です。妻有畜産株式会社が中心となり、地域の農家が一体となって生産する体制を長年にわたって維持しています。

妻有ポークの最大の魅力は、その脂身の品質です。一般的な豚肉の脂が38℃前後で溶けるのに対し、妻有ポークは32℃という人肌以下の温度で溶けます。口に入れた瞬間に脂がとろけ、じんわりとした甘みと豊かなうまみが広がります。赤身もきめ細かく柔らかで、豚肉本来の旨みをしっかり感じられます。

飼育においては、子豚の段階から出荷まで一貫して抗生剤が入らない飼料を使用しています。妻有地域は豚の特定疾病が存在しない清浄地域であることから、こうした取り組みが可能です。麦入り専用飼料で肉質を重視した育て方を徹底し、HACCPに基づく衛生管理とトレーサビリティシステムにより、安全を確保しています。

こうした取り組みが評価され、第36回日本農業大賞を受賞しました。クリーン農場の認定を受けており、学校給食にも採用されるなど地域に深く根ざしたブランドです。

代表的な食べ方は、脂の口どけを活かしたしゃぶしゃぶです。とんかつや生姜焼きなど、シンプルな調理法でも素材の旨みを存分に楽しめます。年間約25,000頭が出荷されており、新潟県内の大手スーパーや首都圏の飲食店でも取り扱われています。

目次
  • 名称
    妻有ポーク(ツマリポーク)
  • 産地
    新潟県 十日町市
  • 生産者(運営)
    妻有畜産株式会社
  • 豚肉の特徴
    脂身の融点が32℃と人肌以下で口の中でとろける。赤身はきめ細かく柔らかで、甘みとうまみが豊か
  • 飼料の特徴
    肉質重視の麦入り専用飼料。子豚段階から出荷まで抗生剤不使用
  • 品種・交配
    雌(ランドレース×大ヨークシャー)×デュロック
  • 代表的な料理
    しゃぶしゃぶ、とんかつ、生姜焼き
  • 流通量
    年間出荷頭数:約25,000頭。主要卸売:JA十日町・JA津南。主なと畜場:長岡市食肉センター
  • 認証・取り組み
    商標(登録済)
    銘柄規約(2002年12月設定)
  • 関連URL
    妻有畜産株式会社 公式サイト
  • 出典
    銘柄豚肉ガイドブック2026 p.126
    妻有畜産株式会社 公式サイト
    妻有ポーク通販「Kiotoshi」
    新潟県ホームページ(農業ナビ)

最終更新日
2026年05月09日

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