彩の国黒豚(サイノクニクロブタ)

埼玉の大地で100年受け継がれた、純粋バークシャーの黒豚が奏でる豊かな風味

彩の国黒豚は、埼玉県深谷市を主な産地とするブランド黒豚です。その歴史は100年以上前にさかのぼり、深谷市黒田地区を起点とした黒豚飼育の伝統が今も脈々と受け継がれています。1998年には地域の生産者が「彩の国黒豚倶楽部」を結成。埼玉県が推奨する優良生産管理農場制度のもと、統一された品質基準で一頭一頭丁寧に育て上げています。

使用する種豚は、英国バークシャー地方を原産とする純粋バークシャー種。体全体が黒く、4本の足先・鼻先・尾の先端だけが白い「六白」の風貌が特徴的です。この品種はもともと肉質に優れることで世界的に知られており、きめ細かな筋繊維がやわらかな食感を生み出します。

飼育においては、一般的な豚が約6か月で出荷されるところ、彩の国黒豚はおよそ8か月をかけてじっくりと肥育します。深谷黒豚牧場では、配合飼料をベースに小麦・大麦を組み合わせた飼料を給与し、仕上げ期には旨みを引き出すための専用飼料にシフト。麦類の豊富な食物繊維がゆっくりとした代謝を促し、脂肪のきめ細かさと甘みを高めます。

こうして育った彩の国黒豚の肉は、歯切れのよさと上品な柔らかさを兼ね備え、脂肪は白くさらりとした甘みが口いっぱいに広がります。獣臭が少なくクセのない風味は、素材の持ち味を生かしたしゃぶしゃぶやとんかつで真価を発揮。角煮や生姜焼きなど、じっくり火を入れる料理でもその旨みは増すばかりです。

衛生管理の徹底と農場HACCPの取得(2020年10月)、長年にわたる商標登録(2002年2月)など、安全・安心への取り組みも万全。埼玉が誇る本格黒豚として、食卓に深い満足感をもたらしてくれます。

  • 名称
    彩の国黒豚(サイノクニクロブタ)
  • 産地
    埼玉県 深谷市
  • 生産者(運営)
    有限会社深谷黒豚牧場(代表:塚越 健太郎)
  • 豚肉の特徴
    純粋バークシャー種ならではのきめ細かな筋繊維で歯切れよく柔らか。脂肪は白くまろやかな甘みがあり、クセの少ない上品な風味が特徴。約8か月かけてじっくり育てることで旨みが凝縮されている
  • 飼料の特徴
    配合飼料をベースに小麦・大麦を組み合わせて給与。仕上げ期には麦類・さつまいもを含む「彩の国黒豚肥育専用飼料」に切り替え、旨みと脂の甘みを引き出す
  • 品種・交配
    純粋バークシャー種
  • 代表的な料理
    とんかつ、しゃぶしゃぶ、角煮、生姜焼き
  • 流通量
    年間約3,000頭(卸:小林畜産)
  • 認証・取り組み
    農場HACCP認証取得(2020年10月27日)
    商標登録(2002年2月22日)
    彩の国黒豚倶楽部による統一管理・埼玉県優良生産管理農場制度準拠
  • 関連URL
    彩の国黒豚|JA全農さいたま
    豚肉(彩の国黒豚)|埼玉県
  • 出典
    銘柄豚肉ガイドブック2026 p.89
    彩の国黒豚公式サイト(JA全農さいたま)
    埼玉県農産物ポータルサイト SAITAMAわっしょい!

最終更新日
2026年4月16日

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