安曇野放牧豚(アヅミノホウボクトン)

北アルプスの澄んだ空気と四季の恵みが育てた、くさみ知らずの放牧豚

安曇野放牧豚は、長野県安曇野市の北アルプスを望む標高800メートルの山中で、たっぷりの日光と澄んだ空気の中、のびのびと育てられるブランド豚です。有限会社藤原畜産が手がけるこの豚は、生後70〜100日ほどで放牧を開始し、約240日かけてゆっくりと肥育されます。1頭あたり10坪を原則とした広い放牧地で毎日運動できる環境が整えられており、豚本来の健康な体を自然に育む飼育スタイルが貫かれています。

飼料へのこだわりも特筆に値します。専用配合飼料をベースに、春には野草、夏には地元・下原地区のスイカ、秋には高原野菜やクルミ、冬にはリンゴと、安曇野の四季が育てた食材がそのまま豚の食卓へと届きます。クラフトビール醸造所のモルト絞りかすなど、地域の食文化と連携した飼料も活用されており、廃棄物を減らしながら豚の旨みを高める循環型の取り組みが光ります。

自然環境と地産飼料の組み合わせにより、抗生物質やホルモン剤は一切不使用でも豚が健康に育ちます。肉質はきめ細かく弾力があり、豚肉特有のくさみが驚くほど少ない仕上がりです。脂身は甘みがありながらもシャキシャキとした軽い食感で、脂が苦手な方にも好評です。

しょうが焼きや角煮などの定番料理はもちろん、塩のみでシンプルにローストしてそのまま味わう方法でも、素材の旨みが存分に引き立ちます。年間出荷頭数は約350頭と希少で、販売指定店制度を設け、品質の均一化に努めている点も、誠実なものづくりの姿勢を物語っています。

  • 名称
    安曇野放牧豚(アヅミノホウボクトン)
  • 産地
    長野県安曇野市明科中川手
  • 生産者(運営)
    有限会社藤原畜産(代表:藤原 仁)
  • 豚肉の特徴
    きめ細かく弾力のある肉質で、豚肉特有のくさみがほとんどない。脂身は甘みがありながらもシャキシャキとした軽い食感で後味すっきり。灰汁(あく)が少なく、煮込み料理にも適している。
  • 飼料の特徴
    放牧豚専用配合飼料をベースに、春は野草、夏は地元・下原地区のスイカ、秋は高原野菜・クルミ、冬はリンゴなど四季の地場産食材を給与。クラフトビール醸造のモルト絞りかすも活用する循環型飼育。抗生物質・ホルモン剤は一切不使用。
  • 品種・交配
    雌(ランドレース×大ヨークシャー)×デュロック
  • 代表的な料理
    しょうが焼き・角煮・ローストポーク(塩のみのシンプル焼き)・豆乳チゲ鍋・餃子
  • 流通量
    年間約350頭(販売指定店制度あり)
  • 認証・取り組み
    銘柄規約設定:2000年4月1日
    商標:なし
    農場HACCP:なし
    JGAP:なし
    抗生物質・ホルモン剤不使用
    販売指定店制度あり
  • 関連URL
    安曇野放牧豚直販サイト
    豚トレ(藤原畜産)
  • 出典
    安曇野放牧豚 直販サイト
    NIHONMONO「標高800メートルの大自然で育む、ストレスフリーな放牧養豚『藤原畜産』」
    GREAT FARMERS to TABLE「藤原畜産の『安曇野放牧豚』」
    銘柄豚肉ガイドブック2026 p.115

最終更新日
2026年05月02日

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次