ワインを飲んで育つ山梨発の逸品——甘みと柔らかさが際立つ上質な豚肉
山梨県甲州市、ぶどうの産地として知られる塩山のほど近くに、日本で唯一「専用ワインを飲ませて育てた豚」がいます。それがワイントンです。生産を手がけるのは株式会社ミソカワイントン。代表の晦日哲也氏が、弱った子豚にワインを与えたところ元気を取り戻したという体験をきっかけに、独自の飼育方法を確立しました。
飼料には、パン・きなこ・大麦・アッペン大麦・とうもろこしなどを自家配合で与えています。そして最大の特徴が、山梨県マンズワイン勝沼ワイナリーで特別に醸造された専用の白ワインを、体重50kg前後から出荷まで朝夕2回飲用させること。一頭あたり計15リットルものワインを飲んで育ちます。白ワインを選んだのは、肉に色みが移らないようにとの職人ならではのこだわりです。
その成果は食べれば一目瞭然。脂身は純白でクリアな仕上がりで、甘みが強くさっぱりとした後味。赤身には繊維が細かく揃い、適度な弾力のある柔らかな食感が楽しめます。豚肉特有の臭みも抑えられているため、塩こしょうだけでも旨みをしっかり感じられると評判です。出荷日齢は約180日、出荷体重は約120〜130kgで丁寧に仕上げられます。
また、山梨県が全国の自治体に先駆けて創設した「やまなしアニマルウェルフェア認証」を取得しており、動物福祉に配慮した飼育環境にも取り組んでいます。しゃぶしゃぶや焼き肉はもちろん、ローストポークにも向いており、素材の良さを活かした調理法が特におすすめです。ワインが育んだ上質な脂と肉質を、ぜひ一度ご賞味ください。
基本情報
- 名称
ワイントン - 産地
山梨県 甲府市塩山上萩原 - 生産者(運営)
株式会社ミソカワイントン(代表:晦日 哲也) - 豚肉の特徴
脂身は純白で甘みが強くさっぱりとした風味。繊維が細かく配置された赤身は適度な弾力がありながら柔らかく、臭みが少ない。やまなしアニマルウェルフェア認証取得。 - 飼料の特徴
パン・きなこ・大麦・アッペン大麦・とうもろこし等を自家配合。山梨県マンズワイン勝沼ワイナリーで醸造した専用ワイン(白)を朝夕2回飲用させる。 - 品種・交配
(ランドレース♀×大ヨークシャー♂)×デュロック♂ - 代表的な料理
しゃぶしゃぶ、焼き肉、ローストポーク、ソテー - 流通量
年間出荷頭数:約1,000頭。直営オンラインショップ・ふるさと納税で販売。 - 認証・取り組み
やまなしアニマルウェルフェア認証取得。銘柄規約:2011年7月8日設定。商標登録:2003年3月3日。販売指定店制度:有。 - 関連URL
ワイン豚のミソカワイントン(公式サイト) - 出典
銘柄豚肉ガイドブック2026 p.114
ワイン豚のミソカワイントン 公式サイト
NIHONMONO「一升瓶でワインを飲む豚たち」記事
最終更新日
2026年05月01日
