麦と糖蜜が育む、桜色のやわらか豚肉——埼玉・本庄が誇るブランド豚
埼玉県北部に位置する本庄市で、大麦・小麦・とうもろこし・糖蜜を組み合わせた独自の飼料で育てられているのが「チェリーポーク」です。有限会社関根農場が手がけるこのブランド豚は、2003年に商標登録・銘柄規約が制定された、歴史あるブランドとして知られています。
チェリーポークの肉質を語るうえで欠かせないのが、その美しい桜色です。断面を見るとすぐわかる鮮やかな色合いは、麦類を中心とした飼料によって豚がゆったりと育てられた証しといえます。大麦・小麦は消化吸収がおだやかで、豚にかかるストレスを抑えながら筋肉をじっくり発達させる効果があります。また、糖蜜(砂糖製造の副産物)を飼料に加えることで自然な甘みが引き出され、脂肪に独特のまろやかさと甘みが生まれます。
品種は(大ヨークシャー♀×ランドレース♂)にデュロック♂を掛け合わせた三元交配豚です。デュロック種の遺伝的特性により、筋肉内に細かな霜降りが入りやすく、焼いたときの肉汁が豊かで、噛むたびに旨みが広がるのが特徴です。出荷は185日齢・約115kgと、一般的なブランド豚より長めに育てることで、肉の深みをしっかり引き出しています。
と畜は本庄食肉センターで行われ、卸先は小林畜産。年間約10,000頭が流通しており、農場は2020年に農場HACCPを取得するなど、衛生管理にも真摯に取り組んでいます。
チェリーポークはとんかつや生姜焼きに合わせると、甘みのある脂と香ばしさのコントラストが楽しめます。しゃぶしゃぶや鍋料理でも、澄んだ出汁に旨みが溶け出し、素材の良さが際立ちます。埼玉の大地が育んだ、丁寧な味わいのブランド豚をぜひご賞味ください。
基本情報
- 名称
チェリーポーク - 産地
埼玉県 本庄市 - 生産者(運営)
有限会社関根農場(代表:関根 誠) - 豚肉の特徴
鮮やかな桜色の肉質。デュロック種の特性により筋肉内に霜降りが入りやすく、噛むほどに旨みが広がる。脂肪に甘みとまろやかさがあり、肉全体がやわらかく仕上がる - 飼料の特徴
大麦・小麦・とうもろこし・糖蜜を組み合わせた独自配合飼料。麦類主体の飼育で豚のストレスを抑え、糖蜜が脂肪に自然な甘みとコクを与える - 品種・交配
(大ヨークシャー♀×ランドレース♂)×デュロック♂ 三元交配豚 - 代表的な料理
とんかつ、生姜焼き、しゃぶしゃぶ、鍋料理 - 流通量
年間約10,000頭(卸:小林畜産) - 認証・取り組み
農場HACCP取得(2020年8月14日)
商標登録(2003年5月23日)
銘柄規約設定(2003年) - 関連URL
株式会社金井畜産
株式会社小林畜産
本庄食肉センター - 出典
銘柄豚肉ガイドブック2026 p.91
関根農場 公式サイト
株式会社小林畜産 公式サイト
本庄食肉センター 公式サイト
最終更新日
2026年4月17日
